ウリンの魅力とウリン材の活用法を公開!
何故ウリンが屋外使用の木材として良いのか?
ホームセンター等で売っているSPF材に比べて遥かに耐久性が高く、ウッドデッキやバルコニー材として普及しているレッドシダーと比べても約3倍の強度を誇るので、ランニングコストを考えると最終的な費用対効果としては得になります。
又、水中・海中での耐久度も高い為に利用出来る場所を選びません。この点については、ウリンを湾港の防舷緩衝材として使用していたマレーシアのサバ州のコタキナバル港において、老朽化した港湾設備の改築が行われた際、ウリンを固定する為に使用していた鋼鉄製のボルト・ナットが全て海水によって腐食し使用不能になっていたのに対し、ウリンはそのまま再使用に耐えられるという報告がなされ、改めて耐久性評価が上がりました。
それが故に、ヨーロッパや豪州等でも人気がある木材です。ただ、ウリンはポリフェノールを多量含有している為、腐り難い反面、当初は雨が降った後にかなり濃い灰汁(あく)が染み出しますので、設置場所(バルコニー等)によっては灰汁対策が必要です。
ウリンのアク(灰汁)はどう?
上述しましたが、ウリンはポリフェノール(無害です)を多量に含んでいるため、雨水等によってアク(灰汁)が出るのは間違いありません。
従い、設置場所(ウッドデッキ、外壁材、バルコニー材)によっては当面はアク(灰汁)が出る事を想定してから設計、計画、設置する事が無難です。
暫く経ち、インウッドやキシラデコール等の木材保護剤を塗布していく事によってアク(灰汁)は出なくなります。
もしアク(灰汁)がついてしまい、掃除したい場合は、ブラシによる水洗いが第一段階、これでも気になる場合は、家庭用のハイターを薄めて塗り、5分程度経過後にブラシで擦って水洗いすればほぼ綺麗になります。
オススメの木材保護材(塗料)は?
これはウリンに限らずですが、塗布し易く、撥水性に優れ、尚かつ経済的なインウッドをオススメします。
但し、開栓後暫く(半年以上)放置すると牛乳を温めた時の膜の様に膜を張ってしまうので、早めに使ってしまう、もしくは最初から一通り塗布出来る1回分程度の容量を買うのがベターです。
ウリンが使用出来るオススメ用途は?
丈夫で防腐性、耐水性の高いウリンは様々なロケーションで活用可能です。
ウッドデッキ、外壁、門柱、バルコニー材、足踏み台etc・・・。
ウリンを日曜大工で容易に扱えるか?
ウリンはアイアンウッド(鉄の木)とも言われる非常に硬い木であるが故に、加工については容易ではありません。ノコギリで切る事自体は特に難易度は高くありませんが、釘打ちをする場合は、事前にインパクトドライバー等で穴をある程度まであけておいてから打ち込まなければ、最初から釘で打ち込むと割れの原因となります。